“人生100年時代と言われますが、実際の健康な寿命である健康寿命は、平均寿命に比べて、平成22年厚生労働省まとめから、男性9.13年、女性12.68年、平均寿命より健康寿命が短いという統計がでております。
この10年前後の差は、日常生活を健康に過ごせていない時間が、男女共にあるということです。とりわけ、自分の力で問題なく健康に歩くことは、健康寿命に大きくかかわります。自力で歩くことが困難になると筋力も衰え、身体の刺激が減る分、脳への刺激も減り、認知機能も衰えていくということです。それは、老化を加速させる結果になります。体力、筋力、認知力が衰え、免疫力も低下すれば、さまざま病気も抑える事ができなくなるということです。
後期高齢者の年齢を過ぎると、入院、転倒などをきっかけに、健康に歩く事が困難になる確率が高まります。一度衰えた筋力を回復するには、年齢的に簡単ではありません。このように、歩く事は、健康で長生きする土台でもあることはわかります。
でも、毎日、必ずウォーキングする時間が皆あるわけではありません。そこで、私が実践している家の中で、誰でも簡単にできる、「100歳まで健康に歩ける身体作り」をご紹介します。
簡単な事なのですが、1日3分ほどの、軽いゆっくりしたスクワットを続ける事です。無理をするスクワットではなく、机や手すりなどに両手でしっかりつかまり、ゆっくり無理のない程度に椅子にすわるように腰を下ろし、また、腰を上げる動作を3分ほどするだけです。
毎日続ける事により、身体の中で一番大きな筋肉である、太ももの筋肉を鍛えるので、身体全体を鍛え、寝たきり予防になります。
100歳まで自分の足で歩く力を維持することは、健康である続ける源です。50歳前後から、初めてみてはいかがでしょうか?
朝食から12時間のあいだに食事を終わらせる
近頃ファスティングダイエットという、毎日16時間の断食をして無理なく健康的に痩せる方法が流行っています。16時間のうちに睡眠時間を挟むと空腹時間が紛らわせてうまくいきやすいと地上波TVの健康番組で紹介していたので今夏挑戦してみました。毎日決まった時間に食事をとれない私の生活では、数日で断食時間がずれてしまい、続けるのが難しくなりました。それで断食時間を12時間に減らし、朝食を食べた時間が朝7時の日は夕食を19時までに終わらせる、としてみたところ、時間計算しやすくなり無理なく続けられています。消化器官を休ませる時間を持つことで食べすぎを防ぎ、運動不足な割には体が軽く感じます。12時間の間にたくさん食べて良いのですが不思議と食欲も抑えられているようです。在宅ワークが増え、外食会食が減った今の生活に合った健康法だと思います。”ラフドット 販売店